人には人の乳酸菌。 オレにはオレの行くべき道。 ってね。 まだ行かなきゃならないとこがあんのよ。 帰んないよ。 だから父ちゃんも、 もう少し散歩つきあってよ。

オレの 青春時代の写真が、 にいちゃんから送られてきた。 やばいな。 男らしさが充満してる。 それでいて、 後ろ足に気品がただよっちまってる。 そりゃ、 ふたごちゃんたちが オレをほっとかないわけだわな。 愛してるぜ、らんまるガールズ！ なんてな。

ちょーっと見てよー！ これこれ！ 父ちゃんが新しいベッド買ってくっちゃのよー！ これよ、このフィット感な。 しっくりくるわー。 起きるのめんどくさくなるな。

とうちゃんのヤサイが ちゃんと育ってるのはわかってんのよ。 だからいいのよ。 畑の見まわりはたまーにでな。 だからとうちゃんごめん。 きょうは畑見てない。 焼きいもくいてえなーって考えごとしてただけ。

これ。 今度はどう？

あれ？写真くっつかねーな。 なんで？

いちねいちゃんは、 オレのこの写真を、 電話の待受にしているらしい。 そうする気持ち、よくわかる。 そんで、それを見せられたねいちゃんとこの社長が、 賢そうな顔してると言ったらしい。 その気持ち、わかりすぎる。 こんなかわいい写真からも、 オレの…

歩みはヨロヨロ。 でも俺は散歩が好きよ。 地面に染み付いた匂いを嗅ぐのよ。 いつかツチノコをしとめるために！ なんつって。 信じた？

近所のボウズがボールで遊んでたからさー、 血がさわいじゃってさ、 飛びかかっちゃったわけ。 でもボールってなんであんな不安定なのよ。 抱きつくのも噛みつくのもうまくいかねー。 これは15歳関係ないよな？？

ごぶさたごぶさた。 もうね。パソコン打つのもだるいのよ。 まーゆるしてよ。 ところで、今年の夏もあつかったなー。 そんな暑いころにメイが来たぞ。 おれのこと気に入っちゃったみたいでさー、 なんかわき腹もんできたりすんのよー。 おっ！ってなるけどな…

おう、俺だぞ、丸だ。 最近はなんだかソワソワしちゃって、 ついつい鳴いちゃうのよ。 でも、その他は寝てばっかりよ。 もうなんつーか眠てえのよ。 もうすぐ15歳だからなー。 さすがの俺も老けたわー。って感じ。 でも大丈夫よ。 まだ歩く力はあるぜ。 誇り…

父ちゃんにつれらっち、 郡山さ行ったら、 突然いちねえちゃんが、 車さ乗り込んできた。 2人してオレをおいて、 ご飯食べに行っちまったけど、 そのあとは広い公園歩いて気分良かった。 いちねえちゃんはいつもと違って、 オレが近づくとよけてた。 なんな…

なんだこのカワイイ柴犬は！ と思ったらオレだった。

オレ、にねい、いちねいの影。

にいちゃんたちも帰ってきてな、 なんと姪もオレのあとついてくんのよー。 それで笑っちまうのがよ、 オレが白鳥のパンわけてもらってる時によ、 姪がオレのおやつを食べてたのよ。 あいつかわいいな。

ある日とつぜん、 ねーちゃんたちが帰ってきた。 ま、いつものことよ。 そんでにねいちゃんと散歩。 犬がいる！だの、キジがいる！だの、 ふつうのことをいちいちオレに報告して ヒモひっぱるのやめてほしいんだよなー。

ちょいとサボりっぱなしだったからな、 写真で最近のこと振り返ってみっぺ。 これはあれよ、畑の見はり。 父ちゃんがよく畑見はってんだけど、 オレもなんとなく手伝ってみたってわけ。 でもなー、オレもう目がかすんでっからよ、 実はテキトーに見張ってる…

俺を芸術的に表すと 鼻筋の通った、 クール顏になってしまうことがわかった。 イケメンはなにをしてもイケメンてことだな。

俺は生きてるぞ。 目を閉じてるふりして、 見てるぞ。

めっちゃキュート。 ま、万年全盛期だけどな。

俺は、 どんな障害にも立ち向かい、 あったけえところを求める。

貴重な俺の桃尻ショットよ。 足絡ませて、色気だしてみたけどいかが？

ここも俺専用の場所よ。 熱風直撃よ。

俺以外立ち入り禁止のエリアよ。 しかし、 リードは外してくっちもいいと思うだけどな。